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マンボズボン

マンボズボンは1950年代後半に映画や流行した、細みのズボンです。ジャズのバンドマンの服装に影響されたと言われています。腰回りからお尻にかけてゆったりとしていて、そこから裾にかけて急に細くなります。当時クラブで演奏するジャズメンの格好を真似たものだとも言われました。ワイシャツに大きめの背広を着てマンボズボンを履く、言わゆるマンボスタイルでダンスホールなので出向く若者が増えました。

目次

流行った年代

1950年代。

日本での流行

日本では、映画「海底の黄金」のペレス・プラード楽団「セロソ・ローサ」や「マンボ」のシルバーナ・マンガーノの踊りで火が付きました。

合わせ方

ウエスト周りからヒップラインにかけてゆったりとした作りのマンボズボンは、裾にかけて細く作ってあるパンツになるため、タイトめのトップスでもゆるめのトップスでもコーディネートがまとまるようになります。ゆるめのトップスを合わせる際もマンボズボンであれば、裾丈がくるぶし上で裾がタイトなため、ゆったりすぎてだらしないように見えることはありません。タイトめのシャツなどをトップスに合わせてもウエストからヒップラインまでがゆったりとしているため、キレイすぎて堅い印象ではなく、ドレスダウンするこができるので、カジュアルにも、キレイ目系にも印象を持たせることができます。マンボズボンは、様々なカラーもあり、ファストファッション店舗も含め、かなり多くのカラーが揃います。ブラックやホワイト系など定番もあれば、ベージュやネイビーなどの何にでも合わせることができるカラー、レッドやグリーンなど主張の強いカラーも揃います。素材も、綿やポリエステルなどいろいろなものがあります。春〜夏であれば、薄手のマンボズボンにシンプルなシャツなどを合わせるのが良いでしょう。秋〜冬にかけては厚手のマンボズボンにニット系のトップスやジャケットなどが相性がよく合わせやすいコーディネートです。足元は、春〜夏は、スリッポンなどのスニーカーやサンダルが相性が良いです。秋〜冬は高さのない革靴などを合わせるとバランスも良くスタイリッシュに決まります。

まとめ

マンボズボンですが、名前の認知度というのはそこまで広まっていない現状もありますが、着用アイテムとしては、20代までの方を中心に定番アイテムの1つとなっています。サブリナパンツなどと同様で、キレイ目なトップスもカジュアルなトップスも合わせることができるパンツです。ウエスト周りからヒップラインまでのゆったり感が緩すぎないため、両方を合わせてコーディネートがまとまるようになっています。ファストファッション店などを中心に安くて、いろいろなカラーや素材がてに入りますので、余裕がある時に数着買っておいても損はないかもしれません。安い店だと2000円程度だったりしますので、長く履けて、多くのコーディネートに合わせれるパンツが安く手に入ります。ただし、この手のパンツは好き嫌いがハッキリと分かれますので、無理に購入する必要はありません。どちらかというとややカジュアル系や古着系を好きな人が好む傾向があります。1着持っておくと使えることは間違いないかと思いますので、気にいる色やシルエット、柄があれば積極的に手に入れても良いでしょう。

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